日医標準レセプトソフト 操作説明 ver2.5.0 目次>第2章 日次業務> 2.5 診療行為>2.5.4 診療区分別の入力方法>(11) その他料

2.5 診療行為
 2.5.4 診療区分別の入力方法 − (11) その他料

(1)診療種別区分



内容
診療種別区分
 その他
.800

その他料では、1つの診療種別区分があります。


(2)入力形式

[診療種別区分]

[リハビリテーションコード]△単位数
または
[精神専門療法等のその他料コード]
[加算コード]
     :
[薬剤コード]△[数量]*[回数]


となります。
数量が1の場合は省略できます。
回数が1の場合は省略できます。

診療種別区分は省略することもできます。但し、剤終了の判別は 回数の入力によるか、診療種別区分の入力により判定しますので 場合によっては省略できないこともあります。



<リハビリテーションの入力>


2.5.4-11-1.png(6366 byte)

[リハビリテーションコード]△単位数
[リハビリ開始コード]
[フリーコメントコード(病名)]



<各リハビリの発症日・治療開始日をレセプトに記載する>

各リハビリに対して開始コードが準備してあります。 入力した日付と同一剤にあるコメントをリハビリ対象病名としてレセプトに記載します。


<一日の上限回数と算定チェック期間について>

各リハビリは一日6単位をチェックします。6単位以上の入力は警告メッセージを表示しメッセージを閉じた後入力が可能です。 一日最大9単位とし、9単位以上の入力はエラーメッセージを表示し入力は出来ません。

また開始日の開始コードを入力することにより、算定期間をチェックします。算定期間を過ぎて入力を行うと警告メッセージを表示します。メッセージを閉じた後入力が可能です。

※摂食機能療法は月4回をチェックします。難病患者リハビリテーションはチェックをしていません。


 チェックする回数チェックする日数リハビリ開始コード
運動器リハビリテーション料6単位(9単位)150日099800131
運動機能リハビリテーション開始日
心大血管リハビリテーション料6単位(9単位)150日099800111
心大血管リハビリテーション開始日
脳血管疾患等リハビリテーション料6単位(9単位)180日099800121
脳血管疾患等リハビリテーション開始日
呼吸器リハビリテーション料6単位(9単位)90日099800141
呼吸器リハビリテーション開始日
摂食機能療法月4回3月以内099800151
摂食機能療法開始日
障害児(者)リハビリテーション料6単位
難病患者リハビリテーション料一日につき099800161
難病患者リハビリテーション開始日


<リハビリ開始コードを過去の日付で入力する>

各リハビリ開始コードは過去の日付で入力する場合があります。過去の開始コードを入力する日(発症日)に受診がある場合は、「訂正」で開き追加入力を行います。 受診がない場合は、新たに過去日で入力し登録します。(この時は初再診等基本診療はクリアし開始コードのみ入力、同時にコメントにて病名も登録)

過去の日付で入力出来ない場合は、算定履歴のみを作成することも可能です。


<リハビリ開始コードの算定履歴のみ作成する>

※注意
この場合はレセプトに病名の記載はできません。

診療行為画面より患者を呼び出し、「算定履歴」(shift+F10キー)を押下し算定履歴照会画面を呼び出します。

発症日の月まで「前月」(F5キー)で遡ります。

2.5.4-11-2.png(17058 byte)

リハビリ開始コード、初回算定日を入力し「Enter」キーを押下します。
カレンダーの算定日に「1」を入力し「Enter」キーを押下します。

2.5.4-11-3.png(9577 byte)

「追加」(F2キー)を押下し、リハビリ開始コードを追加します。
「登録」(F12キー)を押下し登録を完了します。




通院精神療法を行った場合

2.5.4-11-10.png(131024 byte)

初診時に通院精神療法を(1時間30分=90分)行った場合、通院精神療法実施時間を分単位でコメント入力します。

2.5.4-11-11.png(132265 byte)

<通院精神療法20歳未満の自動発生>

20歳未満の患者に対して通院精神療法を算定した場合は、初診日から半年以内は「通院精神療法(20歳未満)加算」を自動発生します。


体外照射(エックス線表在治療)の1回目を行った場合

2.5.4-11-12.png(131848 byte)

体外照射用固定器具を使用した場合

2.5.4-11-13.png(134331 byte)

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