第2章 日次業務2.5 診療行為2.5.2 入力の基本操作 > (4) 初診算定日の入力方法
2.5 診療行為
 2.5.2 入力の基本操作

(4)初診算定日の入力方法

「2.5.4 診療区分別の入力方法」の「(1)診察料」で説明していますが
初診料または再診料はシステムが自動発生を行います。
本システムを導入後に他システムからデータ移行をした場合などは、本来再診料を算定
すべき患者に対し初診料を自動発生してしまいます。

これは、患者の初診算定日が算定情報として登録されていないために起こる現象です。
この場合、自動発生した初診料を再診料のコードに入力し直して算定することも可能
ですが、次回の来院の時にまた初診料を発生してしまいますので次のような入力方法
で初診算定日を登録するようにしてください。

<例> 平成15年5月22日が初診の場合

※自動発生した初診料のコードの後に空白を1文字置いて7桁で初診算定日を
 入力します。

111700210 4150522
例では"111700210"の初診(診療所)のコードですが、これに入力コードを設定している場合(例えば、"1000")も同様に入力コードの後に初診算定日を入力します。
1000 4150522

確認のメッセージを表示しますので「OK」ボタンをクリックするか、または
「Enter」キーか「F12」キーで進めます。中止する場合は「戻る」ボタンをクリックするか、
または「F1」キーを押します。


システムは初診算定日を登録し改めて再診料を自動発生します。

(注意)新患の場合など初診料をあたりまえに算定する場合はわざわざ初診算定日の
    入力を行う必要はありません。システムの導入前からカルテのある患者で
    導入後始めて入力する時に再診料を算定する場合の1回のみの操作です。

〇誤って登録した初診算定日の日付を変更したい場合

上記操作により登録した初診算定日を変更する場合は、「算定履歴」(Shift+F10キー)を使用して変更することが可能です。

<例1>初診を算定した同月内での算定日の変更
変更入力欄に初診の行番号を入力すると、下部へ内容を複写します。
初回算定日欄の日付を正しい日付にします。算定日のフラグも立て直して、「修正」(F4キー)を押下し、「登録」します。
(注意)診療行為画面で呼び出した患者を引き継いで算定履歴画面へ遷移している場合には、「登録」後に再度患者を呼び出すことで正しい初診算定日を表示します。

<例2>初診算定月が異なる場合の算定日の変更
算定年月を変更したい場合は、登録済みの初診算定月の算定履歴を「削除」(F4キー)後、「登録」します。
システム日付を正しい初診算定日に直して初診料を入力します。

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