3.6 日次統計
(1)作成する帳票の選択
(2)パラメーターの入力
(3)パラメーター内容を確認しながら選入力する
(4)作成処理の開始
システム管理マスタ"3001 統計帳票出力情報(日次)"の設定方法を参考にして、カスタマイズされたプログラムを登録すると日次統計処理より登録したプログラムが実行できます。


 (1)作成する帳票の選択

作成を行う帳票のタイトルをクリックし選択します。


一度に複数の帳票を作成指示することもできます。
帳票の種類が10種類を超える場合には「次頁」(F7キー)や「前頁」(F6キー)を押して画面を切り替えて
目的の帳票を選択します。

 (2)パラメーターの入力
作成する帳票によってはパラメーターを入力する必要があります。
必須入力項目には赤色の"*"を、任意入力の項目には青色の"*"を入力領域の右側に表示します。
例1)日計表(伝票発行日)


例では、「伝票発行日」というパラメーターが必須となります。
「伝票発行日」は指定した日付に伝票発行された全患者が対象となり作成される日計表であるのに対し、「診療年月日」は指定した日付に受診があり、かつ伝票発行のあった患者が対象となります。
ここで入力した日付と一致するデータを抽出して日計表を作成することになります。

例2)収納一覧(外来)

ここでは、「処理日」と、「処理区分」というパラメーターが必須入力項目となります。
「処理区分」について
 "0"〜"2"までの処理区分を指定することにより、明細行の編集内容が以下のように異なる帳票を選んで出力することができます。
   0 : 収納明細別
   1 : 伝票別
   2 : 患者別

 (3)パラメーター内容を確認しながら選択・入力する

帳票番号ボタンを押下することにより、各帳票の説明や、パラメーター内容を表示し確認しながら帳票の選択・パラメーターの入力が出来ます。

例)収納一覧(外来)
帳票番号ボタンを押下する

パラメーター説明画面が表示されます。


説明を確認しながら各パラメーターを入力します。
必要な項目を入力後、「確定」(F12キー)を押下すると、帳票が選択されパラメーター入力も完了します。
※パラメーター説明画面を表示時に帳票を選択した状態になります。
※帳票の確認の為表示し、処理しない場合は「戻る」(F1キー)を押下すると選択が解除されます。

 (4)作成処理の開始

「処理開始」(F12キー)を押すと確認メッセージを表示します。

「F12:印刷する」を押すと「処理結果」画面へ遷移し、選択した帳票の作成処理を開始します。
「処理結果」画面では、「F11:状態」を押すことによりその都度、処理の経過が確認できます。 作成処理後は印刷を開始します。
「F11:印刷しない」を押した場合は、「F12:印刷する」と同様に「処理結果」画面へ遷移しますが、作成処理のみで印刷は行いません。作成処理後は、「再印刷」画面で指定した帳票を印刷することができます。

「F1:戻る」キーを押すと元の画面になります。

ファンクションキーの説明
「戻る」(F1キー)
遷移元の画面へ戻ります。      
「統計データ」(F4キー)
日次統計データ作成画面へ遷移します。    
「再印刷」(F5キー)
以前に行った処理の一覧の中から指定して再印刷ができます。
印刷方法は「3.5 総括表・公費請求書」の(3)と同様です。 
「前頁」(F6キー)・「次頁」(F7キー)
帳票の種類が10項目以上ある場合は、「次頁」(F7キー)や「前頁」(F6キー)で画面を切り替えることができます。
「締め処理」(F8キー)
 締め時刻登録画面へ遷移します。(3.6.1 締め処理へ)    
「情報削除」(F11キー)
エラーが発生して処理が正常に終了しなかった場合に、処理内容の情報削除ができます。
削除方法は「3.5 総括表・公費請求書」の(2)と同様です。
「処理開始」(F12キー)
印刷の処理を開始します。
「処理結果」(Shift+F12キー)
処理の経過および結果の確認ができます。

「統計データ」(F4キー)について 統計データでは、毎日の作業終了後に各データベースより対象の診療日分のデータを抽出し、以下のような内容を所定のレイアウトで作成を行い、ファイルに出力できます。

項目の説明
■診療年月日
作成する診療年月日を指定します。      
■入・外
入院・入院外を指定します。
■統計データ出力ファイル名
統計データを出力する媒体を選択しファイル名を入力します。
■個人情報の有無
出力するデータに個人情報の有無を指定します。
■文字コード
出力するデータの文字コードをECUあるいはShift-Jisのどちらかを指定します。。

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