システム管理マスタの設定−レセプト特記事項編集情報
診療報酬明細書及びレセプト電算システムでの特記事項等、記載または記録に於ける部分を各医療機関の所在地の地方公費(ローカルルール)に合わせて設定を行えばカスタマイズなしで記載・記録します。
(1)管理コードのコンボボックスより“2006 レセプト特記事項編集情報”を選択します。
(2)各項目を入力します。
項目の説明
保険番号 |
設定する公費の保険番号を入力します。 |
提出先 |
1.支払基金
2.国保連合会
提出先別に記載したい場合は選択します。
※この項目のみを設定すると「社保のみ」「国保のみ」を設定できます。 |
保険者番号 |
保険者別に編集が可能です。
特定の保険者に限り特記事項の編集が必要な場合に、保険者番号を入力します。
※「提出先」を設定済みの場合でも特定の保険者のみの設定ができます。 |
負担者番号 |
1.記載がある場合のみ対象
2.記載がない場合のみ対象
3.固定の負担者番号の場合のみ対象
指定した保険番号に対して患者登録で負担者番号の登録の有無により、レセプト記載を設定したい場合に選択します |
老人区分 |
1.老人医療(法別番号27)の受給がある場合のみ対象
2.老人医療(法別番号27)の受給がない場合のみ対象
老人患者のみを対象としたい場合は、1を選択します。
老人以外の患者を対象としたい場合は、2を選択します。 |
在総診 |
1.在宅総合診療料を算定している場合のみ対象
老人保健・前期高齢者の場合で
寝たきり老人在宅総合診療料
在宅末期医療総合診療料
の算定のある患者のみを対象とします。 |
※上記の項目で特記事項等を編集する対象を指定します。同じ保険番号に対して複数の条件で設定ができます。
紙レセプト
特記事項 |
紙レセプトに記載する特記事項を入力します。 |
給付割合 |
紙レセプトに記載する給付割合を入力します。 10割の場合は「100」と入力します。
空欄の時は患者登録における主保険または公費の負担割合を参照します。 |
負担者番号 |
01.記録しない
02.固定の文字列を記載する
03.前にゼロづめして記載
・記載しない場合は「01 記録しない」を選択します。
・任意の文字列を記録したい場合は「02 固定の文字列を記載する」を選択後、記載する文字列を入力します。
・「03 前にゼロづめして記載」を選択すると、患者登録で登録されている負担者番号の前にゼロをセットします。負担者番号が空白で登録されている場合はゼロづめせず空白のままとなります。 |
受給者番号 |
01.記録しない
02.固定の文字列を記載する
・記載しない場合は「01 記録しない」を選択します。
・任意の文字列を記載したい場合は「02 固定の文字列を記載する」を選択後、記載する文字列を入力します。 |
レセプト電算
特記事項 |
レセプト電算データに記録する特記事項を入力します。 |
給付割合 |
レセプト電算データに記録する給付割合を入力します。
空欄の時は患者登録における主保険または公費の負担割合を参照します。 |
公費レコード |
1.記録しない
レセプト電算データに公費レコードを記録しない場合に選択します。 |
負担者番号 |
01.記録しない
02.固定の文字列を記載する
03.前にゼロづめして記載
・記載しない場合は「01 記録しない」を選択します。
・任意の文字列を記録したい場合は「02 固定の文字列を記載する」を選択後、記載する文字列を入力します。
・「03 前にゼロづめして記載」を選択すると、患者登録で登録されている負担者番号の前にゼロをセットします。負担者番号が空白で登録されている場合はゼロづめせず空白のままとなります。
※レセプト電算データを作成する場合、「01 記録しない」とした場合でも、公費レコードは記録されます。 |
受給者番号 |
01.記録しない
02.固定の文字列を記載する
・記載しない場合は「01 記録しない」を選択します。
・任意の文字列を記録したい場合は「02 固定の文字列を記載する」を選択後、記載する文字列を入力します。
※レセプト電算データを作成する場合、「01 記録しない」とした場合でも、公費レコードは記録されます。 |
入力例1
国保、全患者対象の設定
特記事項(障) レセ電特記事項 95
給付割合 10割
入力例2
国保、老人患者の設定
特記事項 (障) レセ電特記事項 95
給付割合 10割
負担者番号・受給者番号を記録しない
入力例3
国保、老人患者以外の設定
入力例4
特定の保険者に設定
入力例5
負担者番号をゼロづめする
レセプト記載
※上記設定例を複数登録することも可能です。
※入力例は説明の為の設定です。実際の公費の設定例ではありません。
紙レセプト・レセプト電算の項目で編集情報が設定されていない場合はエラーを表示します。
ファンクションキーの説明
「戻る」(F1キー)
システム管理情報設定画面に戻ります。
「クリア」(F2キー)
画面内をクリアし初期画面に戻します。
「削除」(F4キー)
選択されたデータ(設定)を削除します。
「登録」(F12キー)
入力された設定を登録します。
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