日医標準レセプトソフト 操作説明 ver2.5.0 目次>第2章 日次業務> 2.5 診療行為>2.5.8 診療行為内容の訂正方法

2.5 診療行為
 2.5.8 診療行為内容の訂正方法

診療行為内容の訂正
既に入力のある診療行為データを訂正することができます。
診療行為入力画面から訂正が可能となるのは、画面右側の一覧に表示されている診療日毎の診療行為データとなります。


診療行為データの訂正を行う。
1.訂正したい患者を呼びだし、「訂正」(F4キー)または「DO検索/診療訂正日」ボタンを押します。
画面右上部の「DO検索」ボタンが、「診療訂正日」へと表示が変わります。

2.診療日を指定します。訂正する診療日をクリックするか、または“DO選択”欄に診療日の番号を入力し「ENTER」キーを押します。

3.画面右上に[訂正]と赤字で表示され、指定した診療日の入力内容を表示します。

画面上で訂正を行います。訂正後は、再度「登録」(F12キー)を押して訂正が終了します。


<訂正時の自動発生項目を設定する>
システム管理―「1007 自動算定・チェック機能情報」にて診療行為登録時に自動発生した診療行為を訂正時に自動発生させるか設定出来ます。

初期設定 
13 訂正時の自動発生・・・・・・・・・・・「1 算定する」
14 訂正時の自動発生(特定疾患処方管理)・・「0 算定しない」


1007 自動算定・チェック機能情報 対象診療行為
13 訂正時の自動発生 薬剤情報提供、調基、採血料、検査判断料、画像診断管理加算
14 訂正時の自動発生(特定疾患処方理) 特定疾患処方管理加算、長期投薬加算
例外自動算定診療行為 処方料、処方せん料、調剤料、麻毒加算については算定内容により発生内容が異なる為、毎回自動発生を行います。

「1007 自動算定・チェック機能情報」の設定と診療行為画面
シス管1007項目 シス管1007設定 訂正時(診療行為画面) 診療行為確認画面
13 訂正時の自動発生 0 算定しない 自動発生分診療行為もすべて展開する ※自動発生はしない
1 算定する 自動発生分診療行為は展開しない 自動発生する
14 訂正時の自動発生(特定疾患処方管理) 0 算定しない 自動発生分診療行為もすべて展開する 自動発生しない
1 算定する 自動発生分診療行為は展開しない 自動発生する

※処方料、処方せん料、調剤料、麻毒加算は自動発生します。

例)
新規登録時の診療行為画面

例)
新規登録時の診療行為確認画面

■13訂正時の自動発生(システム管理)を「0 算定しない」に設定し、訂正展開する。
対象の自動発生項目を診療行為画面に展開します。

診療行為確認画面では、診療行為画面に展開された自動発生分診療行為分の自動発生を行わない(◎印もつかない)。

■13訂正時の自動発生(システム管理)を「1 算定する」に設定し、訂正展開する。
対象の自動発生項目を診療行為画面に展開しません。

診療行為確認画面では、自動発生を行う。

14 訂正時の自動発生(特定疾患処方管理)も特定疾患処方管理加算・長期投薬加算を対象に同じ動きとなります。

▲注意
・診療月が平成17年4月以降を対象とします。
・バージョン2.6.0へアップする前に入力された診療行為については、判定方法が異なるため、一度すべて展開します。
・自動発生と手入力を混在した場合は最初に入力した方法での登録となります。(月1回目の算定を自動発生で入力し、2回目を手入力した場合、2回目を訂正で展開した時自動発生分と判断します。逆に月1回目を手入力し、2回目を自動発生で入力した場合、2回目も手入力分と判断します。)

※混在して入力される事が多い場合は、システム管理の設定を「0 算定しない」とした方が混乱することなく運用できます。



操作説明目次にもどる