4.4 マスタ登録
4.4.7 薬剤情報マスタ
薬剤情報提供書の発行を行う為には、各設定を行い薬剤情報マスタ設定画面より院内で投薬する
医薬品の情報の登録をします。ここでは設定から印刷までの一連の操作方法を説明します。
※薬剤情報データは、現在整備中です。一般提供されるまでは、各医療機関において登録をお願いします。
なお一般提供された場合、登録済みのデータの上書きは行いません。
<操作方法>
- 「101 システム管理マスタ」−「1001 医療機関情報−基本」画面より、"薬剤情報発行フラグ"に"1 発行する"を選択し、登録をします。
- 「101 システム管理マスタ」−「1031 出力先プリンタ割り当て情報」画面から、"薬剤情報提供書"を出力するプリンタ名及び
ユーザカスタマイズ情報を入力し、確定キーを押下して登録します。
- 「107 薬剤情報マスタ」画面より、院内処方する医薬品について入力を行います。
なお、以下に説明する「薬剤名」、「効能・効果」、「色」、「形」、「記号」、「注意事項」欄の各1行間に入力できる全角文字数は、
実際の薬剤情報提供書の印字される1行間の文字数と同様です。画面上は上限なく入力や登録が可能ですが、
薬剤情報提供書への印字は指定された範囲内(1行に入力可能な文字数×行数)となりますので、入力の際にはご注意ください。

項目の説明
- コード
レセプト電算処理の9桁コード、または自院登録した薬剤の入力コードを入力して該当の医薬品を呼び出します。
入力コードからの呼び出しは、数字以外の文字列1文字からでも可能です。
- カタカナ検索表示欄
カタカナ文字で構成される医薬品の検索には、アイウエオボタンをクリックすると検索文字列をこの欄へ表示し、
前方一致検索を行います。2文字目から実際に検索を行い、右側薬剤名一覧に該当表示します。
- 薬剤名一覧
数字以外の文字列からの検索を行った場合に、前方一致で該当する医薬品名を一覧表示します。
選択番号欄に番号を入力するか直接クリックすると、選択した医薬品の9桁コード及び医薬品名を画面上部に表示します。
- 薬剤名(全角・最大39文字)
空欄の場合には点数マスタの名称を印字します。薬剤情報提供書では1行に最大全角13文字を印字しますが、
文字数の制約上途中で折り返すのが分かりづらい等の場合にこの欄で編集します。3行までの印字が可能です。
- 効能・効果(全角・最大90文字)
医薬品の効能・効果を全角入力します。6行までの印字が可能です。
- 色
医薬品の色を全角入力します。薬剤情報提供書に画像を添付しないとき、使用薬剤の形状説明として使用できます。
色・形・記号は薬剤情報提供書では同じ欄に表記するため、合わせて10行までの印字が可能です。
- 形
医薬品の形を全角入力します。画像を添付しないとき、使用薬剤の形状説明として使用できます。
色・形・記号は薬剤情報提供書では同じ欄に表記するため、合わせて10行までの印字が可能です。
- 記号
例えば錠剤に記してある記号等を入力し、画像の添付をしないとき使用薬剤の形状説明として使用できます。
入力文字は全角或いは半角のどちらかのみとなり、混在した入力は行えません。色・形・記号は薬剤情報提供書では
同じ欄に表記するため、合わせて10行までの印字が可能です。
- 注意事項(全角・最大200文字)
デフォルトで以下の文面を表示しますが、文面は変更することができます。「医師の指示どおりに服用してください。
発疹・かゆみ等の過敏症が現れた時は服用を中止し、医師に相談して下さい。」 10行までの印字が可能です。
- 画像ファイル名
画像ファイルを添付する際に半角文字でファイル名を入力します。
アリナミンF糖衣錠の入力例
ファンクションキーの説明
「戻る」(F1キー)
遷移元の画面へ戻ります。
「クリア」(F2キー)
表示している医薬品名及び薬剤情報をクリアします。
「削除」(F3キー)
選択した医薬品の薬剤情報を消去します。
「入力」(F10キー)
カーソルを各入力項目箇所へ移動します。
「登録」(F12キー)
入力された薬剤情報内容を登録します。
4.「102 点数マスタ」より、服用方法マスタを設定します。
例えば、診療コード"001000301"、1日3回毎食後 に服用方法を設定する場合、用法コード設定画面で服用時点の
「朝」、「昼」、「夕」に「1 服用する」を選択して登録をします。

5.診療行為入力画面で院内処方の入力を行います。このとき、服用方法を表示するためには院内処方であっても
上記4.で設定した用法コードの入力が必要となります。
請求確認画面では「薬剤情報」が「1:発行あり」となっていることを確認し、「登録」キーを押下すると指定したプリンタより出力を行います。
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