2.6.4 手術歴の登録
 (1)患者の呼び出し
 (2)処理の流れ
 (3)具体的な手術歴の登録方法


 (1)患者の呼び出し
  病名登録画面で患者番号が指定されていた場合はその患者番号を引き継ぎます。
  未入力の場合は手術歴画面での患者番号入力により、処理患者を呼び出します。

 (2)処理の流れ

患者情報欄
過去手術一覧
手術入力欄
レセプト摘要欄記載一覧

<画面のレイアウト概要>
(1) 患者情報欄での患者番号入力(病名登録画面で患者指定時は入力不要)をします。
    表示期間および診療科を選択できます。
(2) 過去手術一覧の表示
(3) 過去手術一覧からレセプト摘要欄に記載を行う手術を選択し、内容の変更等あれば手術入力欄で編集を行います。
(4) 登録(F12キー)を押下することで、データベースに登録され、登録内容がレセプト摘要欄記載一覧に表示されます。
(5) 登録済みの内容を変更する場合は、レセプト摘要欄記載一覧から選択し手術入力欄での変更後、登録(F12キー)を押下します。
(6) 登録済みの内容がレセプト摘要欄に記載されます。

 (3)具体的な手術歴の登録方法

過去の手術歴をレセプトに記載する場合に選択登録します。
患者番号を入力すると過去の診療内容から手術を抽出して「過去手術一覧」への表示を
行うので、レセプト記載が必要な手術について選択登録を行います。
「過去手術一覧」の表示期間の変更は表示期間コンボで行います。指定された表示期間
で診療行為データを遡って表示を行います。
表示期間コンボの内容は 当月分のみ、1ヶ月前迄、2ヶ月前迄、3ヶ月前迄、半年前
迄、制限なし(デフォルトは1ヶ月前迄となります)のいずれかが選択可能です。
※基準日はシステムの日付となります。
診療科についても「過去手術一覧」に表示する際の診療科を選択可能です。(デフォルト
は“全科”となります)
表示順は履歴の新しいものが上段に表示されます。

「過去手術一覧」に表示された手術から、レセプト摘要欄に記載を行う手術について「過去手術一覧」下の選択番号入力(または一覧のクリック)により入力欄(画面中段)への表示を行い変更内容があれば入力後に登録キー押下により登録を行います。

 ↓ 「登録」(F12キー)を押下します。

入力項目の説明
■ 選択番号(過去手術一覧下の番号入力欄)
   過去手術一覧からレセプト記載分を選択する際に番号入力します。
■ 選択番号(レセプト摘要欄記載一覧下の番号入力欄)
   レセプト摘要欄記載一覧から選択する際に番号入力します。

手術入力欄の項目説明(画面中段部分)
■ 手術日
   選択された手術実施日を表示します。
■ 手術名/コメント
   選択された手術名を表示(変更入力可)/コメント入力が可能(各25文字上限)です。
   コメント欄に入力した内容は手術名を印字した下段にレセプト編集を行います。
   <登録例>
      手術Aを診療行為により入力し、同日で手術Bも併せて実施したが同一手術野により
      点数算定は行わないが、レセプトに記載は行いたい場合
       ↓
     パターン1          パターン2
手術名   手術A      手術名 手術A、手術B
コメント   手術B      コメント 空白
     レセプト記載
      手術○年○月○日       手術○年○月○日
      手術A               手術A、手術B
      手術B
    上記の例を参考に手術名とコメント欄を入力してください。
■ レセプト有効期間
   レセプト印字期間を年月により入力します。
   ※有効期間の開始年月はデフォルトとして手術日の年月を表示しています
■ 入外
   空白:入院外来両方のレセプトに記載
   1:入院レセプトのみ記載
   2:外来レセプトのみ記載
■ 保険
保険限定する場合に選択入力(手術入力時の保険組合せから表示)します。
■ 診療科
手術入力時の診療科を表示します。(省略可能です)

通常のコメントの登録方法
  「過去手術一覧」に表示された手術以外でも、レセプト摘要欄に継続的に印字を行いたいコメントについても登録が可能です。
  その場合は、「過去手術一覧」からの選択は行わずに手術名/コメント欄〜診療科までを
  直接入力を行い、登録を行ってください。この場合は、手術とは扱いませんので手術日の項目は空欄となります。

  ↓  「登録」(F12キー)を押下します。

登録した内容は画面下側の「レセプト摘要欄記載一覧(コラムリスト)」に表示を行います。
「レセプト摘要欄記載一覧」に表示した内容は、そのまま手術歴テーブルに登録され当該月のレセプトに記載されます。
「レセプト摘要欄記載一覧」の登録内容についても、画面最下部の選択番号を入力することで修正、削除が可能です。
修正については、内容修正後に再度登録ボタンの押下を行います。
削除については削除(F8キー)を押下します。

 ↓ 「削除」(F8キー)を押下します。

  「OK」を押下した場合は手術歴の削除を行います。

ファンクションキーの説明
「戻る」(F1キー)
  病名登録画面へ戻ります。
「クリア」(F2キー)
  入力途中の手術入力欄の情報をクリアします。
  手術入力欄の手術名が空欄の場合(未選択時)は、画面表示内容をクリアし患者番号の
  入力状態になります。
「前頁」(F6キー)
「次頁」(F7キー)
  レセプト摘要欄記載一覧の表示は一画面に100件まで表示します。
  100件以上レセプト記載する手術歴がある場合は、「前頁」「次頁」キーにより表示を
  切り替えます。(※過去手術一覧は、前次頁機能はありません)
「削除」(F8キー)
  レセプト摘要欄記載一覧に登録済みの手術歴を削除します。
「登録」(F12キー)
  画面内で編集された手術歴を登録します。

レセプト記載について
  登録を行った手術歴についてはレセプト摘要欄に以下のような記載順となります。
   入院歴 ← (入院がある医療機関のみ)
   手術歴 手術○年○月○日  ← 手術日の昇順に記載を行う
       ××手術
   手術歴で登録を行ったコメント

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