2.5 診療行為
 2.5.4 診療区分別の入力方法 − (5)注射料

    前(皮下筋肉注射、静脈注射)はこちらの注射の前をクリックしてください。
 

<例5>点滴注射をした場合
トランサミンS注10%10ml   1管
ハロスポア静注1g         1瓶
ソリタ−T3号500ml       1瓶
点滴注射の診療種別区分".330"を入力します。

点滴注射の手技コードを自動発生します。

次に薬剤コードと使用量をそれぞれ入力します。
例の場合、使用量はいずれも1管、或いは1瓶ですので省略しています。

 <例6>6歳未満の乳幼児に点滴注射をした場合
「例5」と同じ内容とした場合
点滴注射の診療種別区分".330"を入力します。

点滴注射の手技料コードと6歳未満の乳幼児加算が自動発生します。

次に薬剤コードと使用量をそれぞれ入力します。

<例7>「例5」の患者が午前と午後の1日2回、点滴を行った場合の午後分の入力方法
点滴注射の手技料なしの診療種別区分".331"を入力します。

手技料コードの自動発生は行いません。続いて使用した薬剤を入力します。
これにより、薬剤料のみの算定を行うことができます。

<例8>年齢と注射容量に対して注射手技コードを自動振替する。
一般の場合は最初に500ml以上の注射手技コードを自動発生します。

例として容量200mlのブドウ糖注射液を入力したとき、点滴手技料コードは500ml未満のコードへ自動振替をします。最終的に一点滴剤内の総注射容量から点滴手技料コードは決定します。

6歳未満の乳幼児の場合は最初に100ml以上の点滴手技料コードを自動発生します。

容量20mlのブドウ糖注射液を入力すると、点滴手技料コードは100ml未満のコードへ自動振替をします。

容量20mlのブドウ糖注射液の使用量を5管とすると注射容量は100mlとなるので点滴手技料コードは再度、100ml以上のコードへ自動振替します。

<例9>その他の注射をした場合
関節腔内注射
水溶性プレドニン10ml       1管
塩酸プロカイン注射液1%1ml  1管

その他注射の診療区分".340"と、関節腔内注射の手技料コードを入力します。

次に薬剤コードと使用量をそれぞれ入力し、回数を入力する必要があれば入力をします。



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