診療行為入力画面より患者を指定して当該業務に遷移した時以外は、初期画面としてクリアされた状態で表示されます。
患者の呼び出しには、患者番号入力欄に患者番号を入力するか、検索する患者の名字或いは氏名を10文字までの全角カタカナまたは漢字で入力後、「Enter」キーを押します。また、氏名検索(F9キー)より患者を指定して、該当患者を呼び出すこともできます。
最初に表示される診療年月は、当日(日付設定した場合はその日付)の年月となります。
収納データが無い月の場合はエラーメッセージを表示後、診療科は空白表示されます。
↓
請求内訳のある診療科はコンボボックスより選択します。
診療年月は、「前月」(F6キー)または「次月」(F7キー)で変更できます。
また、画面左上の診療年月欄で呼び出したい年月を直接入力することでも変更可能です。
入力された患者番号から該当患者の1ヶ月毎の請求情報を表示します。
当月以外の請求情報を照会する場合は「前月表示」「次月表示」のボタンを押下するか、診療年月欄に該当年月を直接入力します。
伝票毎の請求内容を表示します。
請求内容の詳細を表示させる場合は、選択番号の欄に参照したい請求番号を入力後、「確定」キーを押下すると請求確認画面へ遷移します。
請求一覧画面では、請求情報の照会以外にも以下の処理を行うことが可能です。
1
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請求書の再発行 | 選択番号を入力し、「再発行」(Shift+F2キー)を押下することにより、指定した請求書の再発行を行います。 |
2
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再計算 | 会計照会画面で診療行為内容の修正を行った後、「再計算」(F4キー)を押下することにより、請求金額の再計算を行い、最新の結果を表示します。 |
3
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支払証明 | 「支払証明」(Shift+F4キー)を押下することにより指定した支払証明書の発行を行います。 |
4
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返金 | 再計算により入金額が請求金額を超えた状態になった場合に「返金」(F5キー)を押下することにより、過納分の入金額を返金済みの状態とします。 |
5
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入金 | 未収状態にある番号を指定して「入金」(Shift+F5キー)を押下することにより請求確認画面へ遷移し、入金情報の登録を行います。 |
6
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入金取消 | 請求データ作成後に患者からの入金が無かった場合には、「入金取消」(F8キー)を押下することにより入金が無い状態(未入金の状態)とします。 |
7
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履歴修正 | 過去の入金の履歴に対して修正入力を行う場合は、「履歴修正」(Shift+F11キー)を押下することにより請求確認画面へ遷移し、入金情報の修正を行います。 |
2.7.3 請求内容の詳細を照会
「履歴修正」(Shift+F11キー)または「確定」(F12キー)を押下すると請求確認画面へ遷移し、請求一覧画面で選択された請求データの詳細情報を表示します。
なお、患者の請求額に対する入金額の追加入力及び過去の入金額の変更を行うときは、「履歴修正」より請求確認画面へ遷移します。
項目の説明
↓入力欄へ各入力を行います。
↓「登録」をします。
<履歴修正(Shift+F11キー)からの修正例>
入金額5480円を2000円に変更する
入金額の変更を行います。
↓
↓「登録」をします。
2.7.4 支払証明書(年間領収書)の発行
患者を呼び出した後、請求一覧画面の「支払証明」(Shift+F4キー)を押下すると支払証明書印刷画面を表示します。
証明期間と、帳票の種類をそれぞれ指定して印刷キーを押下します。
入力例は'診療年月日'とし、証明する期間を'平成14年12月1日〜平成15年1月31日'、帳票は'日別支払証明書'を指定しています。
項目の説明
・期間・・・・・・診療年月日、年、年度のいずれかを選択します。
診療年月日を選択した場合、指定した期間に伝票発行したものを対象とします。
証明する期間の入力が必須となりますが、初期値は当日(日付設定した場合はその日付)を表示します。
年は、指定した年(1月〜12月)を対象とし、年度は指定した年度(4月〜翌3月)を対象とします。
証明する期間については、年と年度はいずれも左側の項目のみに年号を指定します。
このとき、"415"と入力すると"H15"(平成15年)と表示されます。
・帳票・・・・・・日別支払証明書は、診療のあった日と保険点数、支払金額を印刷します。
月別支払証明書は、診療のあった月とその月の合計保険点数および合計支払金額を印刷します。
※各帳票の支払金額については、診断書等の保険適用外の金額も含めた総額を支払金額欄に記載します。