保険番号マスタの設定について

乳幼児医療費助成事業

(島根県の場合)


【制度の内容】
この医療費助成事業の対象者は3歳未満の乳幼児で、助成内容には入院、外来とも月1000円を上限とした患者負担があります。医療機関からの請求は、社保の場合は乳幼児医療請求書、国保の場合はレセプトにより行います。

【保険番号マスタ設定】

1.保険番号マスタの入力
保険番号設定画面

項目の説明    
「保険番号」・・・医療機関により任意の番号を付けます。    
「支払区分」・・・"00"固定となっています。(老人保険の場合に区分を設定します。)    
「選択番号」・・・登録時には入力する必要はありません。空白としておきます。既に登録済みの保険番号マスタの修正、または確認を行うときは、選択番号の入力が必須となります。1件のみ登録してある場合は保険番号入力時に選択番号欄へ"1"を表示します。複数件の登録がある場合には空白表示となっていますので、右側一覧画面より選択した番号を入力します。    
「有効年月日」・・・有効開始年月日及び有効終了年月日を入力します。有効期間を設けない場合は、有効開始年月日欄を未入力とし、「Enter」を押すと"00000000"が表示されます。有効終了年月日欄を未入力にして「Enter」を押すと"99999999"を表示します。
以上の項目を入力後は、「Enter」または「確定」(F12キー)を押します。保険番号情報入力画面へと遷移します。

2.保険番号情報入力画面の入力

法別番号は90、保険公費種別区分は"7 一般公費"を入力します。
対象者は3歳未満の乳児であるため、条件欄の年齢開始に0、年齢終了に3を入力します。
法別番号チェック区分は、任意により設定します。"1 チェックする"を設定したときは、患者登録画面で地方公費を新規追加登録する際に負担者番号の最初の2桁を法別番号として認識し、異なる場合にはエラー表示を行います。
但しチェックを行うのは新規追加登録する場合のみで、既に患者登録画面で登録されている保険または公費の変更を行った場合には法別番号チェックはかかりません。
レセプトによる請求は、国保の場合のみなので"2 国保との併用に限り印刷"を設定します。
また、レセプト負担金額はレセプトへの1円単位での記載が必要な地方公費以外では"1 10円未満四捨五入する"を設定します。

(入力例)
保険番号情報入力画面

[本人]タグ(上図)
入院・外来とも患者負担があるため負担区分に"1 患者負担あり"を入力します。
また、月1000円の患者負担額をそれぞれの月−上限額に入力します。
薬剤一部負担金、食事療養費については患者負担が発生しないので各区分に"3 患者負担なし" を入力します。その他の内容については、入力例を参照してください。
[家族]タグ、[低所得]タグ、[低年金]タグの情報は地方公費の場合、使用しませんので入力の必要はありません。
入力後、「登録」(F12キー)を押下すると確認メッセージが表示します。
確認画面

「OK」ボタンで登録をします。

ファンクションキーの説明

「戻る」(F1キー)
遷移元の画面へ戻ります。
「削除」(F3キー)
登録内容をデータベースから消去します。
「登録」 (F12キー)
入力内容をデータベースに登録します。


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