2.5 診療行為
2.5.6 入力コードの設定方法
(1)点数マスタ業務からの入力コード設定
(1)点数マスタ業務からの入力コード設定
診療行為コードに対する入力コードの設定は診療行為画面からもできますが、
「メンテナンス業務」−「マスタ登録」の中の「点数マスタ」業務からでも行えます。
4つ目以降の入力コードを設定する場合は点数マスタ業務での設定となります。
入力コードの設定方法の例として次の医薬品に「」の入力コードを登録してみます。
アリナミンF糖衣錠5mg 「2006」、「arina5」、「アリナ5」
アリナミンF糖衣錠25mg 「2012」、「arina25」、「アリナ2」
アリナミンF糖衣錠50mg 「2008」、「arina50」、「アリナ3」
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点数マスタの初期画面で該当医薬品の診療行為コードを入力し呼び出します。
「確定」(F12キー)を押して次に進みます。
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「入力CD」(F5キー)を押して入力コードを設定する画面を表示します。
※表示された医薬品の情報は決して変更しないでください。
画面例のように「入力コード」の列に設定したい入力コードを入力します。
入力したらENTERキーで進めます。
入力できるコードの条件ですが次のようになります。
先頭桁が半角数字で始まるコード4桁から6桁の長さのコードのみ入力できます。
これよりも短いコードあるいは長いコードは設定できません。
先頭桁が半角英字で始まるコード 20桁までの任意の長さのコードが入力できます。
全角文字によるコード 全角5文字までの任意の長さのコードが入力できます。
ただし、全角文字と半角文字の混在はできません。
「表示キー」の先頭行に”◎”が表示されますがこの先頭行に入力したコードが
診療行為入力画面上で診療行為コードの替わりに表示される入力コードになります。
しかし、この先頭行には10桁(全角の場合5文字)より長い入力コードは設定 しないでください。
入力ができましたら「確定」(F12キー)を押します。
元の画面に戻りますがこの状態ではまだ登録はされていませんので「登録」(F12キー)を押します。
登録確認のメッセージを表示します。
「OK」(F12キー)を押すと登録します。
「戻る」(F1キー)を押すと元の画面になります。
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2つ目の医薬品についても画面のように設定をします。
入力コードについては重複はできません。
すでに登録されている入力コードを入力した場合はその時点でメッセージを表示します。
3つ目の医薬品についても画面のように設定をします。
(2)入力コードと表示キーコード
入力コードと表示キーの関係を診療行為画面を例に説明します。
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アリナミンF糖衣錠25mgに設定した入力コード”arina25”を入力します。
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入力コードは"arina25"ですが表示キーに設定したコードは"2012"ですから
診療行為画面には変換されて表示します。
(3)入力コードでの検索(自院採用検索)
診療行為コードに対して入力コードを設定したマスタは自院採用とみなします。
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例ではすべて”arina”で始まる入力コードを設定していますので”arina”と入力してみます。
”arina”とまったく一致する入力コードがなければ先頭一致で該当があるか調べます。
例では3つの医薬品に”arina”で始まる入力コードを設定していますので検索結果の一覧を表示します。
(4)表示キーの変更方法
「点数マスタ」業務で設定した入力コードの表示キーを変更する方法を説明します。
入力コードとして複数設定したコードの中から表示キーを入れ替える場合は
表示キーにしたい行の表示キー列に”1”を入力します。
指定した行の入力コードが先頭行に移動しそれまでの入力コードは順次ずれて表示されます。
これで登録を行えば診療行為画面の入力コード列に表示されるコードが変わります。
登録には"確定"と"登録"を押し、確認メッセージが表示されたら「OK」ボタンを押して下さい。
画面例では設定通り"アリナ5"と表示されました。
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