ユーザー点数マスタの設定について
(1)ユーザーが登録できる診療行為コードの範囲
(2)服用方法の登録
(3)画像診断 撮影部位の登録
(4)その他材料の登録
(5)自費(文書料など)の登録
(3) 画像診断 撮影部位の登録
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<例>
- 例として診療行為コード002000001、頭部 の内容で作成します。
診療行為コード、有効開始年月日及び有効終了年月日を必須入力し「確定」(F12キー)を押下します。
有効期間を設けない場合、有効年月日は未入力で「Enter」キーを押下し、"0000000"〜"9999999"(無期限)とします。
コメント設定画面に遷移後は、登録の際に必要な項目を入力します。
必須入力項目は"漢字名称"、"保険適用"、"部位区分"となります。
"保険適用"欄の選択については、金額以外の撮影部位、コメントなどの名称のときは"0"を選び、
"文書料"など金額が関係する自費扱い分には"2 保険適用外"を選択します。
なお、"レセプト編集情報"の"カラム位置"及び"桁数"欄については、標準マスタにて提供するコメント文(84から始まる9桁診療コード)のレセプトに印字する値の位置および桁数の表示に使用します。そのため仮に撮影部位コードの登録時に設定を行っても、診療行為入力画面には反映されません。
- "部位区分"については、コンボボックスより次に挙げる8つの部位の中から選択します。
- 1:頭部
- 2:躯幹
- 3:四肢
- 5:胸部
- 6:腹部
- 7:脊椎
- 8:消化管
- 0:その他(上記以外)
■同一名称撮影部位の設定にあたって■
同一の撮影部位名称であっても撮影方法により自動算定させる点数が異なる場合は、名称に補記するなどの工夫をして必要分ほど撮影部位を作成するようにしてください。
- 単純撮影
部位区分「1:頭部」、「5:胸部」、「6:腹部」、「7:脊椎」 のいずれかの設定をした撮影部位を単純撮影で入力した場合は、写真診断料「1 単純撮影」の「イ 頭部、胸部、腹部又は脊椎」の点数を自動算定します。それ以外の部位区分を設定した撮影部位を入力した場合には、「ロ その他」の点数を自動算定します。
- 造影剤使用撮影
部位区分「8:消化管」を設定した撮影部位を造影剤使用撮影で入力した場合は、写真診断料「3 造影剤使用撮影」と「透視診断」の点数を自動算定します。それ以外の撮影部位を使用した場合は「透視診断」の自動算定は行いません。
入力後、「登録」(F12キー)を押すと確認メッセージを表示します。
「OK」ボタンで登録をします。
「戻る」ボタンを押すと元の画面へ戻ります。
(項目の説明)
- □有効年月日
- 開始〜終了の日付を表示します。
- □カナ名称
- カナ名称を入力します。
- □漢字名称
- 漢字名称を入力します。必須入力項目です。
- □正式名称
- 正式名称を入力します。
- □カラム位置
- レセプトへ各種算定日等のコメント文の値を印字する場合の位置決めをします。撮影部位設定では使用しない為、"0"とします。(初期値)
- □桁数
- レセプトへ各種算定日等のコメント文の値を印字する場合の桁数(文字数)を設定します。撮影部位設定では使用しない為、"0"とします。(初期値)
- □金額
- 金額の入力に使用します。撮影部位設定では使用しない為、"0"とします。(初期値)
- □保険適用
- コンボボックスから"0"を選択します。必須入力項目です。
- □点数欄集計先識別(外来)
- 点数欄集計先を指定するときに使用します。撮影部位設定では使用しない為、"0"とします。(初期値)
- □点数欄集計先識別(入院)
- 点数欄集計先を指定するときに使用します。撮影部位設定では使用しない為、"0"とします。(初期値)
- □部位区分
- コンボボックスから選択します。必須入力項目です。
- □入力チェック区分
- 現在使用していません。
(ファンクションキーの説明)
(2)服用方法の登録 をご覧下さい。
診療行為入力画面での入力例
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